2010-05-15

【口蹄疫】赤松大臣「全額補償です(ニヤニヤ)」、それでも億単位で原価割れ農家もあるってこと?

まあ、あの政権ですからね、ましてやニヤニヤ口蹄大臣の言うことですから、おもいっきり空手形の可能性も否定できませんが、ここはニヤニヤ口蹄大臣の言う「全額補償」想定で。

宮崎県児湯郡の畜産組合の方のお話ですと、
牛さん仕入れ値 44万円  飼育経費40万円  計84万円/1頭あたり

ニヤニヤ大臣の全額補償の場合ですと、
 全額補償ですから 最高額 49万円/1頭あたり

にゃんと1頭あたり35万円もの原価割れだそうです。

14日現在 牛さん殺処分対象 6,713頭
数の多い農家だと 
1,019頭×35万円=3憶5,665万円
691頭×35万円=2億4,185万円
645頭×35万円=2億2,575万円

牛さんにかかる直接の経費だけでもこれだけのまる赤字。
言葉もない。

大規模農場もさることながら、個人でやってる小規模農家の方がより深刻な感じもしますね。


2010年05月13日投稿のニコニコ動画(43分余り)
赤松口蹄疫事件、ラジオでの報道2010.5.12
 TBSラジオ「DIG」ポッドキャストより。

43分の長い動画ですが、前半は東京農工大教授、23分頃から児湯郡の畜産組合の方が出演しています。

教授の方は、現状では被害はまだ拡大するのではとの見解のようです。
また、今まで日本は口蹄疫発生を理由に発生国からの輸入を拒否してきたが、日本が発生国となった今、拒否する理由がなくなり輸入が増える可能性も指摘していますね。

以下はYou Tube ですが、ニコニコ動画の終盤、全額補償の箇所だけ抜粋されてます。

「あのう、国の方で赤松農林大臣とかが全額補償をするみたいなことを
 おっしゃってじゃないですか、あの件についてはどいうふうにお考えですか?」

「全額補償がですね、今、法律で決まっているのが牛の最高限度額は49万ですよね、一頭が金額がですね、決まっています。
 5分の4ってことを最初39万2千円しか、一頭、最高で支払われないということですね。」

「牛って49万ほどで買えるもんなんですか?一頭?」

「子牛一頭は、今44万、45万で導入しています。」

「育てるから、」
「飼育している経費ってのがあるじゃないですか?」

「経費そのものは一頭あたり40万ぐらい掛かります。」

「えーとトータルでだからその?」

「84万くらいないと採算が合わないってことです。」

「それで49万しか」

「そうです最高限度で、」

「それじゃー原価割れっていうか、補償にならないですよね?」

「そうです。」

あわせて読みたい赤松口蹄大臣の平成22年5月のごあいさつ
私は、昨年九月に農林水産大臣に就任して以来、..... 国民視点に立った大胆かつ有効な施策の導入、実施について全力で取り組んでまいりました。
口蹄疫問題などこ吹く風。
全力投球を力説しておいでです。


【追記】
321 名前:名無しさん@十周年[sage] 投稿日:2010/05/11(火) 17:20:19 ID:q8mGfqoU0 [2/2]
てか赤松 川南町をずっと「かわなみちょう」と言ってた

文書でしか報告うけてないんだろうな
正しくは「かわみなみちょう」

直に政務官やらと話してたらこの間違いはないよな
ほんと文書で読んだだけ

308 名前:名無しさん@十周年[sage] 投稿日:2010/05/11(火) 17:09:54 ID:q8mGfqoU0

さっきの農水委員会でこの補償の内訳聞いたら
まるで嘘だったことがばれた

共済入ってる人はもともと(ほぼ)全額補償される   赤松はそのこと言ってただけ

そして県と国で補償するとか言ってたが内訳は曖昧にしたまんま。
しかも「町長のせい」「東のせい」強調。

江藤議員が泣きそうな顔でどなってるのをニヤニヤ  そこ突っ込まれると逆切れ

187 名前:名無しさん@十周年[sage] 投稿日:2010/05/11(火) 15:58:11 ID:9CbWsFCI0 [1/2]
赤松『国有防風林を埋設地にどうぞどうぞ使ってといったが町長が反対した』
江藤『水が出るから使えない』
赤松『4/5は国が出す、残り1/5は共済から出るはずだけど検討する』
江藤『共済に入ってない人は入り損だからその分も出せ』

290 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/05/11(火) 16:56:09 ID:aD7ZstT60
さっき農水委員会でやってたけど、
①共済保険加入の場合 4/5と保険1/5で全額補償
②加入してない場合  4/5補償+不足の1/5は特別交付金でできるだけ対応

①は現行法と保険金なので補償されて当たり前。保険分まで国が責任をもってるような
言い方をしてるのはおかしい。
②1/5全額は明言してない。補償した場合、特別交付金は今後どのような条件で
支給されるのか課題(同ランクの鳥インフルエンザ等)が残る。
これは時間の関係でちょっとだけしか突っ込まれなかったが、保険加入者は対象外で、
加入してない人が同等の補償を得られた場合、正直者!?は馬鹿!?を見ることに。
もし加入者を対象にした場合は、口蹄疫保険金殺害で荒稼ぎできるのでは、
なぜ特定の産業だけ完全保護されるのかなど、酪農者以外の納税者から反発も。

結局、お得意の場当たり発言で真剣に考えていないし何も決まっていない。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

民間の一事業に過ぎない畜産について
なぜ補償する必要があるのですか。
それなら、赤字の民間企業はみんな補償ですか。