記者
一部で、「辞任を」というような話もありますが、そういう考え方は現時点では。
大臣
ご批判はご批判としてあれば、それは、議会があれすることですから、不信任案出すなり、それは、もし、野党が出されるのであれば、それは出されればいいのではないかと。
ただ、私自身は、やってきたことについては、全く、そういう反省するところ、お詫びするようなところはないというふうに思ってますので、それは、民主主義の時代ですから、そういう、ご批判があればあったということで、それは、受けとめていきたいと思います。
辞任するか、お詫びするかは別として、これだけ被害が拡大している中で「反省するところは」「全くない」と言いきってしまう人物が省庁のトップではどうにもならんでしょ。
今回の件に限らず反省がなければ進歩もないと思いますけどね。
きれいごとを言いつつ最後に本音がポロリでしょうか。ポロリというより意図的でしょうね。
反省すべきことは全くない中でこれだけの被害が出ているわけですから、誰かに責任転嫁する気合十分だとお見受けします。
記者
一部報道で、宮崎県で、実は最初の発生例というのは、3月に出ていたと、それを見逃していたということなんですけれども、大臣の事実関係のご認識と、それは、結果論かも知れませんが、感染拡大につながったか否かのご認識を・・・。
大臣
まあ、それは、4月20日に初めて上がって来た時に、実は、その前にも、こういうのがあって、それも一緒に調べてくださいと言ったら、口蹄疫だったということで、あとから経緯は知りました。
しかし、さも、そういうことを言うことは、これは県の家保(家畜保健衛生所)が適当にやっているからあれなんだみたいな、何か自分たちの責任を、地方が悪いんだ、県が悪いんだみたいなことでいうように、誤解をされるのも、僕は嫌なものですから、そういうことではなくて、今必要なのは、責任が誰にあるとか、おまえが遅かったとか早かったとか、そういうことではなくて、やっぱり、いかに国と県と市町が力を合わせて、これをとにかく抑え込むかと、まず、これをやることが最優先なんだと、そのあとで、何が悪かったのか、何が遅れたのか、どこが足りなかったのか、ということは、きちんと、もちろん総括することは必要ですけれども、それはそれでやりますけれども、今の時点で、あんまりそういうことは、これは、どういう立場であれ、言わない方がいいのではないかと思います。事実経過は、大体いろいろな新聞を見ましたけれども、まあ、ああいうようなことだと思いますね。各紙、2、3のところが書いていて、同じような中身で書いていますが、ああいうことだと思います。
国には反省すべきことは全くないわけですから、現地対応の「欠陥」探しのために現地対策チームを送り込んだという認識なんですね、この大臣さん。
(冒頭発言)
それから、現地には、昨日、早速、もう、山田副大臣が行ってもらいまして、現地で、6時からだったかな、会議をやって、「8時までやりました」と言って、あとで、また報告の電話が入ってましたけれども、午後、いろいろ現地を検証しながら、どこに欠陥があるのか、何を今やらなければいけないのか、というようなことを、それぞれが持ち寄って、次の日、すなわち今日の対策を具体的にこうやって決めてきましたというようなことでした。
他にもいろいろしゃべってますけど、どうにもならんわこの人。
なんで副本部長にいるの? まあ、まだ大臣ですから組織上仕方ないですけどね。
平成22年5月17日(月)午後 官房長官記者発表
口蹄疫対策本部について
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