正確には覚えてませんが、そんな感じのことを言ってましたね。昨晩19時代のNHKニュースで流してました。本会議か委員会での答弁でしょうかね。
こちらは24日の記者会見から抜粋。「一刻も早く埋却処分を急がなければならない」、「一刻の猶予も許されない状況」と言ってますね。特に豚。
山田農林水産副大臣臨時記者会見概要(農水省)
平成22年5月24日(月曜日)18時00分~18時40分 於:本省会見室
副大臣
現状は、大変厳しいと思ってます。
いわゆる家伝法(家畜伝染病予防法)でいきますと、「口蹄疫が発生した牛、豚は直ちに埋却処分しなくてはいけない」ということになっておりますが、今現在、埋却できない対象頭数だけで、実は、68,441頭ございます。
で、豚1頭で、半日で、1万頭の豚を感染できるだけのウイルスをまき散らせると言われておりますし、一刻も早く埋却処分を急がなければならないと思っております。
残念なことに、昨日も発生だけで8千頭を超えるのですが、埋却できたのは、わずかに322頭しかない。そういう、梅雨もあったということですが、非常に作業も困難を極めている。
このままでいきますと、大変、予断を許さない事態だと考えておりまして、県も、国も、そして市町村も、本当にここで一体となって、早く「消火活動」と言いますか、それをやらなければ、一刻の猶予も許されない状況に、現場はあると、そう思っておるところです。
NHKでは副大臣発言の後に、豚の殺処分対象数が17日に激増したことを流してました。1日の頭数としては最大ですけど、千頭、3千頭、5千頭、8千頭規模の農場が5施設もありましたからね。
ただ、4日から10日までの7日間で、殺処分対象数が一万頭を超えた日が4日もあります。26日現在、1日5千頭を超えた日が7日ありますが、うち5日はこの4日から10日の期間です。
GWの頃から既に豚への感染が拡大していたことは完全にスルーしてましたよNHKさん。よほど触れたくないんでしょうかね。
こちらは施設数です。
こちらは、5月3日、8日、11日の豚の防疫措置状況です。
今は埋却地が無い無いで騒いでますが、この時点では対象頭数(豚)の8割以上は確保できてますね。でも埋却が終了しているのは1割程度です。
埋却作業に当たる人手が足りなかったとか、重機が不足していたとか、そういうことなんでしょうか。
こちらは施設単位の防疫措置状況。
おさらい。
豚1頭で、半日で、1万頭の豚を感染できるだけのウイルスをまき散らせると言われておりますし、一刻も早く埋却処分を急がなければならないと思っております。(5月24日山田副大臣)
おまけ。
追伸